世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

イギリスで男性のセルフ・タンニング製品の利用率急増

イギリスで男性のセフル・タンニング製品の利用率が急増しているという調査結果を英市場調査会社ミンテルは12月8日、発表した。特に16-24歳の男性の間で日焼けした肌への関心が高まっているようで、同グループの27%はセルフタンニング製品を昨年、利用した経験があった。

16-24歳の男性ユーザーの17%はセルフタンニングを今度も行なうと回答。同グループのわずか9%が今後は利用しなうだろうと答えた。女性の利用者と比較すると、16-24歳の女性の29%、25-44歳の女性の24%はセルフタンニング製品を昨年、利用したことがあった。

さらに、16-24歳の男性の23%は昨年12ヶ月の間に日焼けを補助するアクセレーターを使用したことがあり、また同グループの21%が日焼けサロンなどを利用した経験があった。

ミンテルのシニアパーソナルケアアナリストRoshida Kahnom氏は、このようは傾向について、メディアで登場するセレブに触発されたルックスを再現するために意欲的にセルフタンニングを利用しているのではないか、またこの傾向は夏の季節にとどまらず、年間通して日焼けした肌を追求していることを示唆している、などと分析している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP