仏ロレアルは7月16日、2013年の上半期の売上は前年同期比6.4%増の117億ユーロに達すると発表した。プロ用製品の売上は1.4%増と鈍化したが、一般大衆向け製品の売上は好調で6.3%の増加だった。新興国での市場拡大は著しく、特にラテンアメリカ、アフリカ・中近東地域では2桁の成長率を記録し、西ヨーロッパ、北アメリカ地域でも安定した売上を計上した。
ジャンポール・アゴン最高経営責任者(CEO)は、「化粧品業界の成長はやや減速してはいるものの、ロレアルは上半期増収という良い結果を得た。今後も引き続き、各地域の各事業部門での成長を期待している」と声明している。
