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’15化粧品ブランド評価世界一はロレアルパリ、日本一の資生堂は18位にランクイン

ブランド価値評価のコンサルティング会社Brand Financeは、このほど「Brand Finance Cosmetic 50 – The most valuable cosmetic brands of 2015」と題して、2015年度最も価値のある化粧品ブランド50を公式サイトで発表した。

世界1位は2014年に引き続きロレアルパリでブランド評価額は112億米ドル、「AAA+」の最優秀の評価だった。ジレットは昨年圏外だったが2015年のブランド評価額は89億ドルで一気に2位に躍り出た。ダブは昨年の5位から3位に評価を上げたが、パンテーン、ニベアはランキングをひとつずつ下げた。

日本の化粧品メーカーでは5社がトップ50にランクインした。資生堂は評価額23.5億ドルで18位にランクインした。カネボウはブランド評価額15.8億ドルで25位、ビオレは評価額10億ドルで38位、ポーラは評価額6.7億ドルで45位、コーセーは評価額6.7億ドルで46位と続いた。2015年の世界ランキングの上位10ブランドは次ぎの通りで、詳細なデータは参考リンクより入手可能。

2015年ランキング(評価単位:USD百万ドル)
1.ロレアルパリ(11,218)
2.ジレット(8,988)
3.ダブ(5,821)
4.パンテーン(5,364)
5.ニベア(5,322)
6.シャネル(4,921)
7.エスティローダー(4,792)
8.ガルニエ(4,630)
9.オーレイ(3,986)
10.ランコム(3,984)

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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