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アジア太平洋地域のビタミン(栄養補助食品)市場の予測

アジア太平洋地域におけるビタミン(栄養補助食品)市場の動向と予測の有料レポート「Asia Pacific Vitamins (Nutraceuticals) Market By Application and By Geography – Trends and Forecast up to 2019」がResearch and Markets社より5月8日、発表された。これによると、市場は2014年から2019年にかけて7.0%の年複利成長率(CAGR)で成長すると推定されている。

アジア太平洋地域の消費者はますます個人の健康と栄養を意識するようになってきていることが市場拡大の原動力となる。急増する中産階級層の消費者のライフスタイルに変化があらわれ、この中所得人口の購買力の上昇は、 栄養補助食品の製品への投資を支えると分析している。

日本は、現在、28.48%の市場シェアを持つアジア太平洋地域で最大のビタミン(栄養補助食品)市場との調査結果を挙げている。中国は日本に続き、第2位の市場規模で、インドは2014年〜2019年の成長予測では最大のCAGRになるだろうと推測。

栄養補助食品の製造メーカーとしては、オランダのロイヤル・DSM社が同市場のマーケットリーダーでドイツのBASF社、 DuPont社(米国)、Honsonグループ(カナダ)、アーチャー·ダニエルズ·ミッドランド社(米国)などが競合している。英語のレポートはreserchandmarkets.comより購入が可能。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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