オーストラリアで食品成分を調べるスマホアプリがヒット

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2015.07.1

国際部

オーストラリアのモバイルアプリ開発会社Buzinga(メルボルン)は、6月29日、同社が開発した食品成分検索のスマホアプリ「FoodSwitch」のダウンロード数が60万を突破し、オーストラリアのアップルストアで食品スキャンアプリとしてはナンバーワンのアプリになったと6月29日、発表した。

利用者は食品包装のバーコードをスキャンして含有成分を調査し、その製品が健康的か、あるいは自分が目指している食生活に適しているかどうか調べることができる。検索フィルターとして、一般的な食品成分の表示のほか、塩分、グルテン、脂肪、糖分という5種類のフィルターを備える。セリアック病やグルテン不耐性を持つ人は「グルテン」のフィルターを活用し、低塩分を摂取することを必要とする人は「塩分」のフィルターを注視する。Screen Shot 2015-06-29 at 20.12.14

検索結果は色分けされた評価ラベルで警告される。交通信号のようで“赤”で表示された場合は、利用者の健康に悪いことを意味し、“緑”の場合は購入しても良いと知らせる。

オーストラリア統計局の健康調査(2011—2012)によると、オーストラリアの成人の63%は太り過ぎで、子供の25%は既に肥満体質にあるという。家族の食生活を管理して健康を維持することが重要になっている現状が伺える。

開発会社のBuzingaは、海外展開を計画中で年内に世界の主要10カ国で利用できるようにしたいとしている。

参考リンク
Buzinga.com.au公式サイト

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