ジボダン社、東京に技術センターを新設

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2015.07.8

編集部

img_66395_1ジボダンジャパン株式会社(東京都品川区)は8日、世界最大の香料メーカー、ジボダン社(スイス)が業界最高水準の技術センター兼オフィスを東京都心に開設したと発表した。

上質かつ独創的なフレーバーのソリューションを届けることを目的とした、今回の約16億円(1,200万スイスフラン)に上る投資は、今後も日本の食品・飲料業界への貢献に力を入れていくというジボダン社の姿勢の表れ。

新技術センターは、4,000平方メートルの総床面積に、調香研究、応用研究、フレーバーサイエンス、官能評価など、ジボダン社のあらゆる技術サービス部門と、工場および物流センターを除く生産部門、そして営業、マーケティング部門が初めて1つの拠点に集約されたもの。

セイボリー、スイーツ、乳製品、飲料など、市場の幅広い製品分野を対象とした新技術センターが設立されたことで、官能評価ブースの拡張、フードサービス業態向けの商品開発キッチンの拡充、お客と一緒にフレーバー評価ができるプレゼンテーションルームの新設など、お客とのコラボレーションのための環境を充実させることができたとしている。

さらなる事業の拡大と発展を後押しするため、ジボダン社は、ファブリツィオ・ラホをジボダンジャパン株式会社の社長に任命した。元ASEAN・オセアニア地域のコマーシャルヘッドである同氏は、フレーバー事業で18年を超える経験を誇り、ヨーロッパとアジア太平洋地域の様々な国で数々の職務を果たしてきた。

参考リンク
ジボダン社

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