カゴメ株式会社（愛知県名古屋市）が、岡部クリニック院長である岡部正医師監修のもと、全国の男女500人に対して実施した「コレステロール」の意識調査によると、「善玉コレステロールを増やす方法を知っている人」は わずか4人に1人しかいないことが判明した。
同調査によると、コレステロールを気にしている人を対象にした調査にもかかわらず、コレステロールの減らしすぎは体に良くないということを知らなかった人は53.2％となり、知っている人を上回る結果となった。
コレステロールには悪玉と善玉があることを「知っている」と回答した人は76.2％。一方で、コレステロール値改善の具体的な対策として「悪玉コレステロールを減らすこと」を意識していると回答した人が47.8％いる中、「善玉コレステロールを増やすこと」を意識していると回答した人が、その半数程度の26.6％という結果になった。
善玉コレステロールを増やす方法を「知っている」という回答はわずか25％にとどまった。また、「知っている」と回答した人に対してどのような方法を知っているか聞いたところ、得られた回答の上位3つが「青魚のEPAの摂取」（76.2％）、「植物性オメガ3脂肪酸の摂取」（68.3％）、「ウォーキングなどの有酸素運動」（57.4％）となった。
トマトに含まれる栄養素リコピンが、体内の血中善玉コレステロールを増やす働きがあること報告されたことから、同社は『カゴメトマトジュース』4品について機能性表示を取得し、2月2日より全国販売する。
