AHCCによる抗ストレス作用の研究結果を発表

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2015.08.25

編集部

main一般財団法人エビデンスに基づく統合医療研究会(理事長:伊藤壽記 大阪大学大学院医学系研究科統合医療学寄附講座 特任教授)主催による第4回エビデンスに基づく統合医療(eBIM)研究会が、このほど開催された。

アミノアップ化学(北海道札幌市)は、この研究会において、AHCCによる抗ストレス作用の研究結果を発表。また、「統合医療における機能性食品の利用と薬剤師、薬局の役割」と題してランチョンセミナーを開催した。

同社が発表したのは、「AHCCが心理的ストレス負荷時のNK細胞に及ぼす影響」。健常者13人を対象に、AHCCとプラセボ(偽薬)を用いた、無作為化比較二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験を実施した。その結果、1.睡眠調査では、「入眠と睡眠維持」に優位な差が確認された。2.暗算負荷試験後のノルアドレナリン値は減少した。3.暗算負荷試験後の知覚閾値は上昇した。4.アンケートの結果、うつ傾向が強かった被験者において、NK細胞活性値は増加した。

この結果から、AHCCは不快ストレスへの応答に有効に作用し、特に抑うつ傾向を有する人においては、弱った免疫力を高めてくれる可能性が示された。

参考リンク
株式会社アミノアップ化学

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