米国の民間団体 Public Access To SunScreens (PASS) Coalition は、最新の効果的な日焼け止め成分の使用を求めることで増加する皮膚がんと闘うためのキャンペーンを開始したと、14日のウェブサイトで発表した。
キャンペーンには、バイヤスドルフ、ロレアル、アッシュなどの化粧品または化学製品製造企業が参加している。参加企業の１つ、ドイツに本社を置く世界的な化学会社BASF社のシニア・マネージャーAl Pearce氏は「米国は化学における革新的な技術と進歩のリーダーであり、日焼け止めに関する技術も進んでいますが、その製品は国内では普及していません。PASS Coalitionは、最も効果的かつ革新的な日焼け止めを一般の人々に提供するため、国会議員や規制当局への呼びかけに積極的な役割を果たしてまいります」と述べている。
Public Access To SunScreens (PASS) Coalitionとは、次世代の市販の日焼け止め製品に対する枠組みの決定を食品医薬品局（FDA）に促すことを目的とした、医療機関と日焼け止め成分製造企業による連合体。
