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40代女性の「冷え症」「肩こり」に応える和漢方薬とは

d12141-10-756939-1株式会社ナンブ(愛知県岡崎市)が運営する、40歳からの女性に特化した和漢方薬ショップ「40歳からの女性に和漢薬・加味逍遥」は、国内最大手のネットショッピングモール楽天市場での販売が好調だという。

同ショップは、正しい和漢方薬の知識や情報の普及を図る目的で、一般消費者から質問が多い内容について、数回にわたって、店長で薬剤師の二宮洋一氏による回答をオンライン上に公開していくこととした。今回は、「冷え症」と「肩こり」について掲載している。

冷えた肩の部位では、筋肉が固くなり、血液などのめぐりが悪くなっているもの。漢方では、気(き)・血(けつ)・水(すい)のバランス が崩れた状態だと考えるので、気・血・水のバラン スを整えることによって、つらい肩こりや冷え症、頭痛などを改善する。

むくみが見られる場合の冷えや肩こりは、水分の代謝が悪くなる「水毒」によるものと考え、このような人に最適な和漢方薬は「五苓散(ごれいさん)」。五苓散は実証・虚証に関係なく飲むことができる。

さらに、むくみだけでなく貧血気味だという人は、水毒だけではなく血虚も関係していると考えられる。このような人の冷えや肩こり、首の痛みに最適なのは「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」が良いとしている。

また、手足の先端が冷える人には、「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」が用いられる。「気」が不足した「気虚(ききょ)」の人では、全身が冷えやすくなる。この場合、胃腸の働きをよくして身体を温める「人参湯(にんじんとう)」がおすすめ。一方、「気」「血」がともに不足した体力低下の著しい人には、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」、「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」などが用いられるとしている。

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