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フィリピンでパーソナルケア市場への明るい兆し

フィリピンの消費者市場を調査すると、パーソナルケアへの消費が増加しており衛生や美容への関心が高まっている傾向をグローバル市場調査のKantar Worldpanelは、このほど発表した。同社はフィリピンの都市部や田舎の地域など3000世帯を対象に2014年6月から2015年6月までの消費の追跡調査を実施した。この結果、パーソナルケアは前年比11%増加で成長率が最も高かった。2位は家庭用品で7%、食品(6%)、飲料水(5%)と続いた。

パーソナルケア製品で人気の高い製品トップ10は以下の通り。
1.クリーニングワイプ
2.コロン
3.液体ソープ
4.オムツ
5.ハンド&ボディローション
6.デオドラント
7.フェイシャルケア
8.ベビーパウダー(タルカムパウダー)
9.歯ブラシ
10.歯磨き粉

フィリピンのパーソナルケアの販売チャネルの担い手はSari-sari storeと称される地域のコンビニエンスストアで35%を占めており、大型のスーパーマーケットでも34%の販売占有率となっている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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