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乾燥肌トラブルを感じている30・40代女性は75%以上

img_87059_1株式会社プラネット(東京都港区)では、消費財にまつわるトピックスを届ける「Fromプラネット」の第29号として、からだの乾燥肌に関する意識調査の結果を紹介している。

冬の季節に、手や足・胴体などからだ(顔以外の部分)の肌トラブル(乾燥・あかぎれなど)があるかどうかを聞きいた。すると、「非常に困っており、悩んでいる」という人は6.0%と少数だったものの、「困っており、気にしている」人が18.7%、「トラブルがあるが、困るほどではない」人が34.5%で、こうした“肌トラブルがある”人を合計すると59.2%。約6割の人が冬に乾燥やあかぎれなどの肌トラブルを感じていることがわかった。

性年代別に見ると、すべての年代で、女性は男性より“肌トラブルがある”割合が高く、中でも30代・40代の女性はそれぞれ75.7%、76.4%。30代・40代女性の75%、4人に3人以上が、“肌トラブルがある”とわかった。この30代・40代が、女性で“肌トラブルがある”人のピーク。

50代以降は女性のなかでも減少傾向となっている。これに対して男性は、30代以降、“肌トラブルがある”人は約半数で、年代による変化はほとんど見られない。さらに男性の20代では32.7%で、すべての性年代の中で、もっとも低い結果だった。

一方、女性の20代・30代は、「非常に困っており、悩んでいる」人がそれぞれ14.3%、13.8%と他の年代に比べて高く、美容に関心の高い若い年代の女性に、肌トラブルに悩む人が多いことがうかがえた。最も多かったのは、「手指の乾燥・ひび・あかぎれ」で44.0%、次いで「かかとの乾燥・ひび割れ」28.5%、「すね(ひざから足首まで)の乾燥」27.2%でだった。

手指は炊事などの水仕事により荒れやすく、また手荒れがあると水仕事がつらいという悪循環にも陥りがち。かかとのひび割れも、歩くと痛みが走り、日常的にトラブルを感じやすいと想像できる。

「手・指」「腕・ひじ」「足(足首より下)」については、かゆみやしもやけよりも、“乾燥・ひび割れ”そのものをトラブルに感じている人が多く、「脚・ひざ」については、乾燥そのものだけでなく、“湿疹・かゆみ”も上位に来ていることがわかる。「胴体・首まわり」では、「背中の乾燥・湿疹・かゆみ」がトラブルの1位。手の届きにくい背中のかゆみは、想像しただけでイライラしてしまいそうだ。

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