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“若さ”への期待とプレッシャーを感じる米母娘、増加!?

皮膚科学専門のグローバル医薬品会社ガルデルマは、アメリカで母娘フェイシャルエイジング調査を実施した結果、6割以上の親子(母と娘)は自分の顔に高齢化の兆しがでてきていることを懸念しており、9割近くが若さの維持への期待度が近年増していると感じていることを2月4日、発表した。

329492-INFOガルデルマは米リサーチ会社 Wakefield Researchに委託して、全米の1,002名の女性(25〜40歳の娘を持つ50歳以上の母親502名と25〜40歳の女性500名)を対象に2015年10月30日から11月5日の間、オンラインでフェイシャルエイジングに関するアンケート調査を行なった。

調査対象者の67%の母娘は、顔の老けが頻繁に気になると回答。娘の回答者の77%が、“母親のように老けてきている”と実感している。さらに、若さを維持することへのプレッシャーが近年より一層増加していると調査対象の親子の大半が感じているという、アメリカの社会的背景が浮き彫りになる結果となった。

フェイシャル治療の選択肢の調査では、より自然な結果を得られる施術への関心度が高い結果が明らかにされた。母親では66%の対象者が、娘では77%の対象者が自然な結果を得るフェイシャル治療であれば、医療専門家のオフィスで受けたいと回答した。母親の思いとして、もし娘が望むのなら医療専門家でのフェイシャル治療の費用を支援したいと8割の母親は回答している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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