ダイソン、初の美容家電「Supersonic ヘアードライヤー」を発売
2016.05.2
編集部
ダイソン株式会社(東京都千代田区)は、初となる美容家電、「Dyson Supersonic ヘアードライヤー」を世界に先駆けて日本で発表した。
ダイソンの旗艦店「Dyson表参道」にて発売を開始したほか、5月11日より順次、全国の量販店など200店舗で先行展開する。
従来のヘアードライヤーはヘッド部分が大きいため操作性が悪く、強い熱風で髪に過度の熱ダメージを与えることがあったという。
また髪がフィルターに吸い込まれて絡まる危険性もあった。
これらの問題があったにもかかわらず、ヘアードライヤーの形状は1960年代からほとんど変わらないままだった。
これらの不満を解決すべくダイソンのエンジニアが開発に挑んだ同品の特徴は、高速かつ狙いを定めやすい風、過度の熱ダメージから髪を守るインテリジェント・ヒートコントロール、そして、手に持ったときのバランスを考慮して設計された。
髪を乾かす方法は、国や地域、個人レベルにおいて多種多様であるため、4年間に渡り様々なタイプの毛髪を用いた製品テストを実施し、毛髪の乾燥を機械的にシミュレーションする試験装置を作成。
実験ではこれまで、全長1,625kmを超える本物の人毛を使用した。
15人を超えるモーターエンジニアが自社開発した、最新、最小、最軽量のダイソン特許取得デジタルモーター V9で稼働する。
他のヘアードライヤー用モーターより最大で8倍速く回転し、重量は最大で半分にまで軽量化された。
従来のヘアードライヤーはモーターがヘッド部に搭載されているが、同品は小型なのでハンドル部分に設置することが可能となり、重心のとれたバランスの良いコンパクトな設計となった。
アイアン/フューシャとホワイト/シルバー、2種のカラー展開で参考小売価格税抜45,000円。
- 参考リンク
- ダイソン株式会社