化粧品業界では植物由来のエモリエント剤製造で有名なデュポンは23日、四半期配当を5％増で同社取締役会が承認したと発表した。

第1四半期は種子・農薬などの農業関連製品の販売が好調で、利益が倍増し、調整後の１株利益が市場予想を上回った結果という。第２四半期の配当金は、普通株一株当たり43から45セントに増額予定で、これは1904年の同社初の配当以来435期連続での配当となる。

「我々は、継続的な技術革新、生産性と新たなビジネスチャンスを通じて株主価値を提供し続ける」と同社の副社長兼最高財務責任者 Nicholas C. Fanandakis氏は述べている。