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美容外科の2016〜2020年世界市場予測

グローバルマーケットリサーチ会社Research and Markets(アイルランド、ダブリン市)が、このほどリリースした「グローバル・美容外科の市場2016年〜2020年」によると、2016年~2020年の4年間の間、6.8%のCAGR(年平均成長率)で市場は堅調に成長するようだ。同レポートでは、アメリカ市場、新興市場、アジア環太平洋市場など地域別のマーケットトレンドを分析し、今度の見通しを予測している。主要ベンダーとしてアラガン、サイノシュアー、メルツファーマ、ガルデルマ&バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルなどの企業分析も含まれる。

医療ツーリズムの需要増加を最近の傾向として取り上げている。目的地としてタイ、ハンガリー、インド、シンガポール、マレーシア、米国、コスタリカ、ブラジル、メキシコ、韓国などがトップ10に挙げられている。

また、報告書では政府の規制増加が市場の課題になると述べている。美容整形の術後のクレーム数の増加により政府の規制も強化傾向にある。米国では、 皮膚、顔面充填剤の副作用に関して過去10年間で930を超えるクレームの報告を受けているという。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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