世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

ポルトガルの高級トイレタリー「Claus Porto」がニューヨークで初の国際店をオープン

ポルトガルの高級トイレタリーブランド Claus Porto(クラウス・ポルト)は、10月29日、ニューヨークのマンハッタン・ノリータ地区に最初の国際店を開いたことを発表した。グローバル1号店はリスボンのカサドスビコスの建物と、ポルトの歴史的なサントベント駅のイメージからデザインされ13メートルにおよぶアーチ型の店舗設計になる。内装にはポルトガル原産のコルクを使用している。

ノリータ地区の250エリザベススストリートに51平方メートルの店を構えて、ニューヨーカーおよび世界のツーリストからの集客を狙う。石けんバー、ハンドソープ、ハンドクリーム、フレグランス・ディフューザー、キャンドル、コロンなど17ドル〜130ドルの価格帯で製品展開する。

同社はポルトガルの第二の都市ポルトで国内では初めて石けんを製造する工場として1887年に創業された。石けんの包装にはカラフルなグラフィックデザインの包装紙を創業以来採用しており、同社の看板製品として国際市場でも評価が高い。アメリカではニーマン・マーカス、ノードストロームなど高級デパートメントで取り扱われている。欧州諸国、アジア市場にも進出しており、世界60カ国にビジネス拠点を持つ。日本での代理店取扱いは2018年3月で終了しており、現在は日本の通販サイトで一部取り扱われている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP