韓国の美容製品を専門にオンライン販売を展開するベンチャー企業 Memebox（サンフランシスコ）は、 Goodwater Capital、Altos Ventures、Cowboy Ventures、Mousse Partners、Formation Group、Funders Club、Pear Ventures、Cota Capital、Janet Gurwitchなどの新規投資家や既存の投資家よりシリーズCラウンドで新たに6000万ドルを調達したと12月15日、発表した。同社は2012年に設立されて以来、１億6000万の資金を調達したことになる。

この追加投資により、Memeboxはモバイルショッピング体験を合理化し、原料と製品のデータベース化を推進する計画。事業規模を拡大しながらグローバルオペレーションを効率化するために投資することが可能としている。

Memeboxは、設立時のサブスクリプションボックスモデルから進化して美容製品の小売販売を開始し、現在は自社ブランドの開発に移行している。顧客から収集されたデータを活用して独自の4つの社内ブランド（Bonvivant、Nooni、I’m Meme、Pony Effect）の製品化に成功している。

同社は現在、米国、中国、韓国、台湾、香港、シンガポールでビジネスを展開しており、500人以上の従業員を抱えている。 「同社の顧客はアジア市場の若い層が中心で、モバイル向けに開発された基本的な電子商取引プラットフォームよりもコンテンツ主導型のブランド体験を重要視する」、などと同社最高経営責任者（CEO）のDino Haは発表文の中で述べており、アジアで成功しているモバイルコンテンツ戦略を米国にも導入する計画。