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韓アモーレパシフィック、2016年のグループ決算、増収増益

韓国化粧品大手アモーレパシフィックは、2016年のグループの売上高は6兆976億ウォン(前期比18.3%増)で、営業利益は1兆8282億ウォン(18.8%増)と増収増益を記録したと、このほど発表した。ブランド力の強化、海外事業の拡充により売上高および営業利益が堅調に成長した。

国内事業の売上高は4兆5000億ウォン(12%増)、営業利益は6776億ウォン(6%増)。 海外事業の売上高は1兆6968億ウォン(35%増)、営業利益は2155億ウォン(32%増)。

海外事業は、「Sulwhasoo」、「Laneige」、「Mamonde」、「innisfree」、「Etude」の5つのグローバル・チャンピオン・ブランドにより高成長を遂げたとコメントしている。アジア市場では、中国のオンラインショッピングモールに参入するなど、顧客層の拡大に成功し、ベトナムでの「innisfree」の展開によりASEAN地域への進出を加速した。北米市場では売上高が10%増加した。カナダで「Sulwhasoo」、「Laneige」ブランドのデパートや専門店を中心にした流通網の拡大と製品ポートフォリオの最適化が奏功したという。欧州市場では、主要製品の売上増加により売上高が4%増加した。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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