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聖マリアンナ医科大発ベンチャー 先端研究所新設

聖マリアンナ医科大学発のベンチャー企業、株式会社ナノエッグ(東京都港区 )は、川崎市産業振興財団が運営する先端医療の研究拠点「ナノ医療イノベーションセンター」(神奈川県川崎市)内に「先端医薬・ヘルスケア研究所」を新設、これまで聖マリアンナ医科大学にあった研究機関を移転し、4月17日から稼動を開始した。

ナノエッグ社は、独自の皮膚研究とナノテクノロジーを基盤に、有用性が高く副作用の少ない薬剤を必要なところで効率よく作用させるためにDDS(ドラッグデリバリーシステム)技術にフォーカスした研究開発を推進している。

今回の移転は、研究開発の本格化に伴い設備の充実を図り、新たな研究領域の拡大及び研究開発のスピードを速めることを目的としている。

ナノ医療イノベーションセンター(略称:iCONM 英文表記:Innovation Center of NanoMedicine)は、ライフサイエンス分野の拠点形成の核となる先導的な施設として、川崎市の依頼により公益財団法人川崎市産業振興財団が、事業者兼提案者として国の施策を活用し整備。産学官が一つ屋根の下に集い、異分野融合体制で、革新的課題の研究及び研究成果の実用化に取り組む施設だ。

新研究所オープンにあたり、ナノエッグ社の創設者で代表取締役社長の山口葉子氏は次のように話している。「私は科学者として自身の研究成果の実用化を願い、11年前に起業し、スキンケア化粧品を開発しました。今回は、弊社の目指す「皮膚研究から医療のブレークスルーを。」をより迅速に具現化するため、「先端医薬・ヘルスケア研究所」を設立しました。今後はこの新しい施設で、皮膚疾患に悩む人々の力になれるよう、社員ともども研究開発にまい進します。」

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