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ニュージーランドでプラスチック・マイクロビーズが禁止へ

ニュージーランド政府は、プラスチック・マイクロビーズ(プラスチック微粒子)を含むパーソナルケア製品の製造および販売を禁止する法案を1月16日、提出した。年内の審議期間を経て、法案が可決されれば2018年7月1日より施行される見通し。

プラスチック微粒子の問題は、小さすぎて回収やリサイクルが困難こと、生物分解しないことなどから海洋生物への悪影響や環境汚染が問題となっている。

ニュージーランドには、 消臭剤、シャンプー、ヘアコンディショナー、シャワージェル、口紅、フェイシャルクレンザー、シェービングクリーム、ベビーケア製品など約100種類のパーソナルケア製品にプラスチック・マイクロビーズを含んだものがあるという。世界的には、年間1万トン以上のマイクロビーズが使用されていると推定されている。いくつかの製造会社は、既に環境上の懸念からプラスチック・マイクロビーズを段階的に廃止するよう自主規制へと動き出しているという。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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