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独エボニック、フランスにバイオテクノロジー生産拠点を新設

ドイツの 特殊化学製品の大手エボニック・インダストリーズは、フランスの中部にある都市トゥールにパーソナルケアの生産開発センターを新しく開設したと10月10日、発表した。同社は、2016年にフランスのバイオケミカル開発会社Alkionバイオファーマを買収した後、子会社Evonik Advanced Botanicalsを設立しており、新設サイトで植物を原料とする化粧品活性成分の研究開発を加速する。

トゥール地域は化粧品会社の世界最大のクラスターである「コスメティックバレー」として知られている。同社の生産開発センターは植物抽出物の商業的な量を生産するように設計されており、顧客のニーズに合わせたテーラーメイドな製品を供給することが可能で、2018年から独自の製品を提供する予定としている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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