株式会社フォーシーズホールディングス（福岡県福岡市）は13日、2017年9月期通期の売上高が前年比38.1%減の26億6800万円、当期純利益が同63.9%増の2億円となったと発表した。

セグメント別の業績を見ると、化粧品卸事業においては、古くなった角質を除去するための商品『ナチュラルアクアジェル Cure』及び岩塩を原料とする入浴剤『Cure バスタイム』の販売を行っており、市場でも高い評価を受けている。

今後は、社内にWeb販売部門を立ち上げ、従来あまり力を入れてこなかったWeb販売についても積極的に行っていく方針。

2017年度は、従来からの商品に加え、新商品を開発するためのマーケティング活動を積極的に行ってきたが、当初予定していた2017年度中の販売を開始できなかったことにより、売上高は前年同期比6.2％減の6億3642万4000円、セグメント利益は同29.1％減の1億8077万9000円となった。

今後は、更なる成長を目指し、積極的にＭ&Ａを行い事業領域を拡大していく。事業基盤の安定と持続的な成長を図るため、効率的な組織体制を築き、経営環境の変化に柔軟に対応できる企業体質を確立するとともに、グループ会社の管理体制を強化する。

また、同社は企業価値のさらなる向上を目指した新たな中期経営計画を策定しており、詳細が確定した時点で公表する予定だ。