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インターパルファム、2017年度売上高は推定5億9130万ドルの増収

フランスのフレグランスメーカー・インターパルファムは、2017年第4四半期(2017年10月1日〜12月31日)の純売上高が1億4950万ドルで前年同期より11%増加したと、発表した。通年の純売上高は前年比12.2%増の5億9130万ドルになる見通しとした。連結決算の報告は、2018年3月13日に発表する予定。

同社ジャン・マダル会長兼最高経営責任者(CEO)は、欧州市場の業績について、「コーチブランドの売上高は、『コーチ・オブ・メン』の市場投入などが奏功して、第4四半期、通年ともに大幅に予想を上回り、その結果、第4のブランドに成長した」などと述べている。同社の3大ブランド「モンブラン」、「ジミー・チュー」、「ランバン」は前年比それぞれ4%、20%、5%の売上増を達成した。

米国市場では、「ダンヒル」は堅調に売上を伸ばしたが、「アバクロンビー&フィッチ」、「ホリスター」、「アナスイ」などを含むフレグランス事業の総売上高はわずかに減少(−1.9%)した。これは、新製品の発売時期に起因すると報告。2018年は米国市場の成長を促すよう経営戦略を立てる。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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