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新日本製薬、化粧品原料の「カプセル紫根」製造法の特許を取得

新日本製薬株式会社(福岡県福岡市)は13日、化粧品原料である「カプセル紫根」の製造方法に関して、日本における特許を取得したと発表した。

同製法は、薬用植物「ムラサキ」の根から抽出した「紫根エキス」を、リポソーム化する方法。「紫根エキス」の層(油層)と水分の層が、交互に重なったラメラ構造(層状構造)を形成することで、油溶性の「紫根エキス」をより幅広く化粧品に配合することが可能になった。

薬用植物の「ムラサキ」は、日本において絶滅危惧IB類に指定されている。その根である「紫根」は、江戸時代から漢方薬「紫雲膏」にも使われており、皮膚の傷を治す効果が高いといわれている。しかし、その紫根から抽出した「紫根エキス」は、油溶性で化粧水などに配合する際の安定性が十分でなく、配合量が限られてしまう難点があった。

今後も同製法を駆使し、自社製造の「紫根エキス」を、取り扱い性と機能性に優れた化粧品原料及び皮膚外用剤組成物として、製品に応用していく考え。

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