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パンデミック後の美容消費にARで購入意欲増

新型コロナウイルスパンデミック後の美容業界における拡張現実(Augmented Reality:AR)の有用性を評価した研究が7月10日、「Journal of cosmetic dermatology」オンラインに掲載された。

パンデミック後、美容業界の消費・購入パターンも大きく変化した。衛生上の問題が提起されるにつれて、非対面コミュニケーションが注目され、このフレームワーク内でのARの使用が美容業界で最もホットなトピックの1つとして浮上した。今回の研究では計8件の定量的研究を体系的に検討し、ARの有効性を実証的に検証。PRISMAフローダイアグラムを使用した分析で、ARの有用性を確認した。

その結果、ARの相互関係、増強、表現力のサブ要素は、個人の感情を刺激し、購入意欲を誘発することが示された。非対面の相互作用が支配的となった現在の美容業界では、ARは市場の変化に対応するための適切な手段として評価されていると研究者らは述べている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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