DeNAグループのヘルスケア事業会社である株式会社DeNAライフサイエンス(東京都渋谷区)とDSM株式会社（東京都港区）は3月20日、ヘルスケア分野の新規サービス開発に向けた事業を開始した。

DeNAライフサイエンスは、利用者の行動変容を促すサービス開発・運用を強みとし、遺伝子検査「MYCODE」などのヘルスケアサービスを展開している。

また、DSMは食品、飲料、サプリメント、乳幼児用食品や治療食品向けの栄養素に係るソリューションを提供している他、医薬品業界向けにビタミンや、EPA、DHAなどの脂質、活性医薬成分（API）であるカロテノイドを提供するなど、世界的な潮流と向き合いながら、栄養と健康を結びつける活動を展開している。

今回の提携により、両社は、ライフログや栄養状態を把握し、食事や運動および栄養についてのアドバイスや、利用者に合わせた情報提供などを行うことで、利用者が日常的に健康を意識し、行動変容に繋がるヘルスケアサービスの開発を目指す。

ヘルスケアサービス開発の初段階として、2018年6月から、DeNAライフサイエンスが提供する「MYCODE」の会員向けにアンケート調査を行う予定だ。