RIZAP株式会社（東京都新宿区）は、法人向け健康セミナーの提供において、オフィス向け野菜宅配サービス 「OFFICE DE YASAI (オフィスで野菜)」 を展開する株式会社KOMPEITOと共同でのサービス販売を4月より開始する。

まずは試験的に販売を開始し、今後利用企業のニーズを元にサービス内容の変更・改善を行う。

RIZAPでは現在、法人向けに健康セミナーをサービスとして提供しており、これまでに約200社、10,000名以上の人が参加した。食事／運動の正しい知識を伝え、参加者アンケートでは、99%が翌日からの健康習慣を見直したいと回答している。

また、KOMPEITOの「OFFICE DE YASAI」は、働く人と企業の健康を促すオフィス向け野菜提供サービスとして2014年より開始し、東京都心を中心に大手企業からベンチャー企業、官公庁なども含む700社以上が導入している。

両サービスは多くの企業への導入実績があり、導入した企業については健康経営を目指しているという共通点がある。

今回、両サービスの既存導入企業及び新たに導入を検討する企業に対し、「OFFICE DE YASAI」と「RIZAP法人向け健康セミナー」のセット販売をテスト導入する。この新たなセット販売商品の導入により、相互層客を行う。

「RIZAP法人向け健康セミナー」は、健康増進についての講義とトレーニングがセットとなり、60～120分／回で実施するセミナー。講義とトレーニング内容は、就労リズムや仕事の種類など労働環境に応じて調整可能だ。例えば就労リズムが固定的で事務中心の労働環境では、大病は少ないが基礎代謝が低く、部署により睡眠の質が低いといった状況が多いため、基礎代謝の向上に焦点を絞った内容を展開する。

企業にとって、従業員の健康関連コストとして可視化しやすい部分は医療費削減や病休などだが、その他にも「出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題により、充分にパフォーマンスが上がらない状態（プレゼンティズム）」による見えないコストのほうが大きいとされており、こうした状態を解消することが生産性向上や産業衛生において非常に重要とされている。

「RIZAP法人向け健康セミナー」では、この“プレゼンティズム”を解消し、従業員の更なる健康とパフォーマンス向上を目指す。