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清瀬市、養蜂はちみつを活用した化粧品などを開発

東京都清瀬市は、同市役所産はちみつ『Kiyohachi(きよはち)』を活用した全身用化粧品『きよはちモイスチャーハニーゲル』と『ひまわり畑マドレーヌ』を開発、商品化した。7月3日~6日午前10時~午後2時に同市役所本庁舎玄関前において、新製品記念先行販売イベントを行う予定だ。

地元商業の活性化を目的として、市内事業者を対象に実施した「清瀬市役所産はちみつKiyohachi」プロジェクトの一環。同市としては、市の事業者とのコラボ製品の開発は初めての試み。今年3月に募集を行った中で、清瀬駅北口に店舗を構える洋菓子店のスイーツガーデン ノイ、南口に事業所があるOEMメーカーの株式会社ソーシンの2社から提案を受け、商品化を行った。

ソーシンとのコラボ製品『きよはちモイスチャーハニーゲル』は、はちみつにある「保湿」「消炎」「殺菌」「抗酸化」などの効果を活かしたもので、安全で安心して使用できるよう天然成分を主原料に、幾度にもわたる配合割合試作を経て、べとつかないハニーゲルに仕上がった。

『きよはちモイスチャーハニーゲル』の開発にあたって、「Kiyohachiは他のものと比べてサラっとしているので、よりべとつかないよう工夫を重ねた。今後は、はみがきや健康食品なども考えている」(代表取締役社長の渡辺到氏)。

一方、スイーツガーデン ノイとのコラボ製品である『ひまわり畑マドレーヌ』は、マドレーヌにKiyohachiを混ぜたもの。ふわふわしっとりとした生地からはちみつの香りが広がる商品に仕上がっている。

「清瀬市役所産はちみつKiyohachi」プロジェクトは、地域の活性化、花のあるまちづくり事業の拡充、地元ブランドの創出を目的に、2014年3月から市役所庁舎屋上でみつばちの飼育を始めたもの。

予算に限りがあることから、養蜂経験のない総務課職員4名で、養蜂所や経験者の指導を受けることもなくプロジェクトをスタートさせた。ひまわり市ではちみつ500円/80gで販売開始したことを皮切りに、2014~2016年の3年間で85万円あまりを販売してきた。

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