日本リラクゼーション業協会が第11回定時総会を開催
2018.06.26
編集部
全国のリラクゼーションスペース約2200店舗が加盟する一般社団法人 日本リラクゼーション業協会(理事長・清水秀文氏)は25日、都内ホテルで第11回定時総会を開催し、2017年度事業、2018年度事業計画の報告および役員改選などを行った。
総会では、「2017年度事業活動報告」「2017年度会計報告」「2018年度事業活動計画」「役員変更並びに役員改選」など計6議案について審議され、全て賛成多数で可決された。
このうち「2018年度事業活動計画」については、業界の人材不足を解消するため、会員以外も広く受験できるよう試験制度を一般開放することや、リラクゼーション業界への外国人技能実習制度導入に向けた調査研究に着手するなどして、リラクゼーションの認知向上および新たな人材発掘につなげる方針が盛り込まれた。
また、「役員変更並びに役員改選」については、株式会社リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミー アカデミー長の千葉智之氏ほか2名が新たに監事に就任した以外は、清水理事長以下幹部らは全員再任された。
総会終了後の懇親会では、同協会が制作・協賛する業界映画「2018 Therapist The MOVIE」が中期ビジョン委員会より紹介された。かつて美容師や看護師業界において、映画・ドラマの影響で就職希望者が急増した経緯があることに倣い、リラクゼーション業界のイメージアップを図るのが狙い。完成は2019年秋を予定している。
同協会では現在、プロフェッショナルを対象とした1級・2級の認定資格を発行しており、試験合格者は2018年3月現在で1級3240名、2級1万9310名となっている。また、試験制度の一般公開に先駆け「肩もみニストセミナー」を開催、106名のアドバイザーが誕生した。
この他、リクルートライフスタイルとコラボレーションした勉強会「リラクゼーションゼミナール(リゼミ)」を開催したり、接遇スキルなどを競う「リラクゼーションコンテスト」を主催するなど、セラピストのスキルアップと業界認知度向上につながる様々な活動を積極的に行っている。
- 参考リンク
- 一般社団法人 日本リラクゼーション業協会