世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

アジア5カ国化粧品使用調査 共通して「保湿」重要視

アジア地域No.1規模の“日本好き”コミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社Fun Japan Communications(東京都港区)は、香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイのアジア5カ国における化粧品使用の実態を調査した。

「1ヶ月にかける化粧品代」を聞いたところ、0〜2,000円がもっとも多く38.5%、次いで多かったのが2,001〜5,000円の37.1%。5,001〜20,000円と答えた人は20.1%で、これはスキンケア製品やファンデーション、アイシャドウなど様々な製品を購入していると考えられる。スキンケア製品もコスメ製品も1ヶ月で消耗するものではないので、毎月何かしらを購入しているのかもしれない。

「化粧品1品にかける予算」に関しては、アジア5カ国で2,001〜5,000円が全体の32.4%と多いものの、国別で見ると、大きな差が見えてきた。台湾や香港は比較的高めの化粧品を手に取る傾向にあり、5,001~20,000円の割合が多いことがわかった。

「化粧品に何を一番求めるか」との問いには、各国の気候や風土、年齢や性別によっても違いが出てくるが、5カ国の合計で最も多いのは「保湿」だった。つまり肌の乾燥を気にしているということ。

マレーシアは、「保湿」が最も多くても、「毛穴や毛穴の黒ずみを目立たなくする」「敏感肌用」「美白効果」「健康」といった答えが一定の数値になっており、多様なニーズがあることがわかる。また、タイの40代の女性は、「アンチエイジング効果」を求める人が24.9%と最も多くなった。

「化粧品をどこで購入するか」という質問に対しても、それぞれの国で若干の違いはあるようだ。最も多かったのは、インドネシアのショッピングモール(32.1%)、マレーシアは化粧品店(47.3%)、タイが百貨店(41.3%)、台湾・香港はドラッグストア(45.3%)だった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP