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レジスタンス運動で睡眠改善

レジスタンス運動は有酸素運動よりも睡眠を改善する可能性があるという研究結果が3月8日、American Heart Associationから発表された。

今回の研究では、不活発で過体重、高血圧の成人386人を週3回60分間のレジスタンス運動または有酸素運動、レジスタンス運動と有酸素運動の組み合わせ、または運動のない対照の3つのグループに無作為化した1年間の比較試験を実施した。レジスタンス運動では、レジスタンスマシンを使用してすべての主要な筋肉グループを動かし、各マシンで8~16回の繰り返しを3セット実施した。有酸素運動では、トレッドミル、アップライトまたはリカンベントバイク、またはエリプティカルマシンから選択し、中程度から超強度の運動を実施した。組み合わせグループでは、各セッション中に2種の運動を時間を分割して実施した。研究開始と1年後の時点で、総睡眠の質、睡眠時間、入眠までの時間、睡眠障害について自己申告の質問票を使用して測定した。

その結果、参加者の42%は夜の睡眠時間が7時間未満だったが、レジスタンス運動を行った人で平均睡眠時間を1回につき17分延長できた。また、レジスタンス運動をしている人は毎晩眠りにつくのに3分もかからないことがわかった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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