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ロサンゼルス発ランサースキンケア、アジア市場へ販路拡大

米ドクターズコスメのランサースキンケア(ロサンゼルス)は、23日、アジア市場開拓のパーソナーとしてシンガポールに本社を置くラクセイシアグループと提携したと発表した。ラクセイシアグループが展開するオンラインショッピングサイトなどの販売チャネルを活用してシンガポール、マレーシア、タイ、マカオなどの市場へ参入する。

同社は、既にドバイ、クウェート、サウジアラビアなど中東市場でのビジネスに乗り出しており、今回の提携で国際市場でのビジネスを一気に拡大する計画。

カナダ出身のハロルド・ランサー博士がロサンゼルスのビバリーヒルズに皮膚科クリニックを1983年に開業すると同時にスキンケアの開発を開始した。3万人以上の患者や利用者の臨床データに基づき革新的で高品質のスキンケアの製品ラインを提供している。ノーマル、ドライ、オイリー、コンビネーション、センシティブの5つのスキンタイプに基づいてポリッシュ、クレンズ、ノーリッシュの3ステップのスキンケアレジメンを推奨している。

ランサースキンケアの最高経営責任者(CEO)の Tracey Sameyah氏は、「アジア市場は重要な戦略地域であり、ラクセイシアとの提携はランサースキンケアを新たな成長ステージに導く」などと述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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