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米ドラッグチェーンのウォルグリーン、ドローンの宅配試験へ

米ドラッグストアのウォルグリーンは、19日、 医薬品、パーソナルケア製品などをドローンで配達するサービスを試験的に開始すると発表した。同社は、米連邦航空局によって航空会社として認定された最初の無人機事業者である
ウィング・アビエーションと提携して、バージニア州のクリスチャンズバーグの限定した地域居住者に10月より店頭の製品を自宅に届けるサービスを提供する。注文を受けてから数分での配達が可能となる。

クリスチャンズバーグは、2016年から米国運輸省の統合パイロットプログラムの一環として、ブラックスバーグの近くのバージニア工科大学と緊密に連携してドローンの配送をテストしているため、テスト市場として選ばれた。

利用者はウィングのアプリをダウンロードして宅配サービスを受ける。ウォルグリーンが販売するウェルネス、医薬品、食料品などの中から100を超える製品にアクセスできるほか、アレルギー、赤ちゃん製品、咳/風邪、応急処理、鎮痛剤、子供のおやつ類など6種類の「パック」から必要なパッケージを選択することが可能となる。 処方箋が必要な医薬品の配達は含まれていない。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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