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独エボニック、新しい3Dプリント用PEBAパウダー開発

ドイツの 特殊化学製品の大手エボニック・インダストリーズは、23日、革新的なポリエーテルブロックアミド(PEBA)パウダーを開発したと発表した。 新しい高性能パウダーは、高い弾力性と強度を誇りさまざまなパウダーベースの3Dプリント技術に適応できる。

新しいPEBAパウダーで製造された3Dプリント部品は、-40℃〜90℃の広範囲の温度で高い柔軟性、優れた耐薬品性、優れた耐久性をもつ。プロトタイプやシリーズ製品用の機能的な3Dハイテクプラスチック部品の製造に理想的だという。 材料の多様性は、個々のハイテク機能部品を生産するだけでなく、材料全体の範囲を利用するより洗練された3Dコンセプトを開発することも可能で幅広い業界での技術開発が推進される。

同社は、ドイツのフリードリッヒスハーフェンで2018年10月16〜20日に開催される国際見本市「Fukuma-international trade fair for plastics processing」に出展する計画で新開発のPEBAパウダーを紹介する。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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