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韓国メーカー、セフォラと共同で米マーケット向けコスメライン開発

韓国の化粧品 Memebox (ミミボックス)は、18日、化粧品小売専門店セフォラと提携して次世代のカラーコスメの販売を開始したと発表した。Kビューティの共同開発の第一弾として、新ブランド「 Kaja」をアメリカ市場に投入した。

最新の韓国の技術と製法を駆使して「Kaja」ラインが開発された。 Kajaは韓国語で「let’s go」を意味するという。成分のテクスチャを重要視して製品開発に挑み、使いやすいフォーマットを採用した。製品はミニサイズに設計。ファンデーションはすべてのスキントーンを揃えており、アイメイク、リップ製品など47種類の化粧品を提供する。製品の販売価格は14〜24ドル。「Kaja」ラインは公式サイト( Sephora.com)で購入が可能で、28日より厳選された58のセフォラチェーン で発売を開始し、全米チェーン店での展開を目指す。

今回のセフォラとの提携について、ミミボックスの最高経営責任者(CEO) Hyungseok Dino Ha氏は 、 「セフォラは未来のビューティ産業を追求する会社なので、このような才能ある最高クラスのチームと協力することは非常に幸運です」などとコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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