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健康的に年をとることの秘訣」について調査—ハーバライフ・ニュートリション

グローバルに栄養補助食品の販売を展開する米ハーバライフは、16日、アジア太平洋地域で「 Healthy Aging Survey(ヘルシーエイジング調査) 」と題して健康的に年をとることの意味について調査した結果を発表した。 同地域の消費者の過半数(66%)は、ヘルシーエイジングの意味を「年齢とともに身体的および精神的に活動的であること」と定義。老化は避けられない過程であるが、回答者の大多数(92%)は、健康的に年齢をとるのに役立つような対策を講じることができると信じており、76%は既に対策を講じ始めていることが明らかになった。

調査は2018年8月にオーストラリア、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムの11カ国で40歳以上の5500人を対象に実施された。

「ヘルシーエイジングを可能にするための最も重要なライフスタイルの変革は何か」との質問に、回答者の81%は「より良い栄養を選択すること」と答え、「定期的な運動を増やすこと」(75%)や「メンタルを刺激する活動を増やすこと」(71%)を上回った。少数の回答者は「それらの重要なライフスタイルの習慣を実践に取り入れていると述べた。

「ヘルシーエイジングのために現在利用しているサプリメントの種類」についての調査では、大多数がマルチビタミンを摂取していることが判明した。摂取サプリメントの順位はマルチビタミン(75%)、カルシウム(53%)、アンチオキシダント(43%)、魚油(42%)、ファイバー(38%)、プロテイン(30%)だった。たんぱく質はアクティブなライフスタイルと組み合わせて健康的に年齢を重ねるために筋肉の発達を助ける重要な栄養素であると言われているが、今回の調査ではこの役割が過小評価されていることが示された。

「ヘルシーエイジングへのインフルエンサーは誰か」との質問に、回答者の69%は家族と答え、友人(47%)、医師(45%)と続いた。 家族や友人は、消費者がヘルシーエイジングに関するヒントを入手する主なチャンネルであり、入手先が家族・友人(51%)は、オンラインメディア(49%)、テレビ(43%)を上回る結果だった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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