世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

コティ、クルエルティフリーと提携、動物実験の終了を目指す

大手化粧品会社のコティは、動物実験を終了させることを目指すクルエルティフリー・インターナショナルとの戦略的提携を結んだと5日、発表した。パートナーシップの第一歩としてコティ傘下ブランド「カバーガール」が動物実験を行っていない製品であることを示す「リーピングバニー」の認定を受けた。

「リーピングバニー」の認定プログラムは、世界で最も包括的な基準であり、国際命名法化粧品成分(INCI)製造業者レベルに則った動物実験のチェックが施されるほか、継続的なモニタリングも含まれる。今回はクルエルティフリー・インターナショナルと協力してカバーガールの製品が動物実験されていないことを証明した。同社は、2020年までに少なくとも、もう1つのブランドが「リーピングバニー」に認定されるよう努力するとした。

同社の最高経営責任者(CEO)のCamillo Pane氏は、カバーガールのリーピングバニー認定について、 「適切なタイミングで適切な方法で実行できた」とし、持続可能な美容製品メーカーとして責任ある成長を遂げていきたいなどと述べた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP