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P&G、化粧品の動物実験の世界的禁止を支持

米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、21日、化粧品の動物実験の世界的禁止を支持すると発表した。ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナル(HSI)のBeCrueltyFreeキャンペーンに参加し、2023年までに全世界の主要美容市場で化粧品の動物実験の禁止を目指す。

BeCrueltyFreeキャンペーンは2012年、 化粧品動物試験および動物試験された化粧品の販売を禁止することを目的として開始された。 P&Gの支援には、動物実験の代替に関する共同開発、教育、安全性評価に対する新しいアプローチの継続的開発、および世界の主要な美容市場における動物試験禁止の法令化への支援が含まれる。

HIS研究所の担当副社長Troy Seidle氏は、「20年以上にわたり、私たちはP&Gと共同で、動物以外の実験手法の開発と規制当局への承認を推進してきた。米国、カナダ、ブラジル、 チリ、南アフリカ、その他の影響力のある市場では、P&Gなどの主要な業界リーダーの積極的な支援が必要」などと述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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