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世界の洗顔料市場は2023年までに92億ドルに成長予測

世界の洗顔料市場は、2023年までに推定92億ドルに達し、2018年から2023年まで4.7%の 年平均成長率(CAGR)で成長するという予測をグローバルリサーチ会社 Research And Marketsは、12日、発表した。洗顔料市場の将来はパーソナルケア市場の中でも有望で、主な成長要因として働く女性の増加、 可処分所得の増加、世界の気候条件の変化があげられている。

同リサーチ会社がリリースしたレポート「Facial Cleanser Market Report: Trends, Forecast and Competitive Analysis」の中で、世界の洗顔料の市場規模、傾向および予測分析、セグメンテーション分析、地域別分析、今後の戦略的分析などを報告。

報告書は、スキンケアに対する顧客の意識が高まっていることから、個人消費者の洗顔料使用は依然として最大のセグメントであると予測している。商業用途セグメントは、専門サロンやパーラーの増加により予測期間中に最高の成長を遂げると見込まれる。

洗顔料の種類の中でフォームタイプが最大のセグメントであり続け、優れたクレンジング性と保湿特性のために予測期間中の最高の成長が予想される。

地域別分析では、アジア太平洋地域は最大の市場地域であり続け、同地域での 人口の増加、働く女性の増加、可処分所得の増加により予測期間中に最も市場拡大が予測される。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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