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子供にとって最も危険な化粧品はネイルケアー米小児科学会調査

子供にとって最も危険な化粧品はネイルケアだという調査結果が6月16日、「Clinical Pediatrics」オンラインに掲載された。2002年から2016年までにアメリカの救急部門(ED)で治療を受けた5歳未満の子供のサーベイランスシステムからのデータを分析した結果、推定64,686人の子供が化粧品関連の傷害でEDでの治療を受けていた。

事故原因はネイルケアが最も高く28.3%を占めた。ヘアケア(27.0%)、スキンケア(25.0%)も2割以上を占め、次いでフレグランス(12.7%)が関連した傷害だった。 幼児への危険性が高く、2歳未満の幼児が最も頻繁に傷害を受けており、占有率59.3%と独占した。傷害は、摂取による中毒症状が8割以上におよんだ。研究者は、化粧品は幼児にとって危険な傷害の原因になり得るので、保護者は必要のない化粧品の管理を徹底するよう推奨している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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