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イギリス人男性の家庭用ヘアカラー利用率が急増

イギリスの16歳〜24歳の男性の10人に4人以上が家庭用のヘアカラー剤を使用しているという調査結果がグローバルリサーチ会社ミンテルから、6月28日、報告された。2018年の調査では、同グループの家庭用ヘアカラーの利用率は38%だったのに対し2019年には46%に利用率が上がった。有名人やソーシャルメディアのパーソナリティからインスピレーションを受けて、自宅で毛染めをする男性が急増しているようだ。

影響を受けるインフルエンサーの調査では、5人に1人(19%)の家庭用ヘアカラー利用者は、ソーシャルメディアのパーソナリティから最新のヘアカラーの選択にインスピレーションを得たと回答。次いで、14%が有名人やモデルからインスピレーションを得ている。同年代の女性と比較すると、女性で有名人やモデルのヘアカラーから影響を受けると回答した人は7%だった。男性は一度カラーリングすると、ヘアカラーは定着するような傾向があり、25%の男性は前回と同じ色を選択すると答えている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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