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独バイヤルドルフ、独バイエルから「コパトーン」買収で北米市場の強化

ドイツのスキンケア会社バイヤスドルフ(ハンブルク)は、8月30日、独製薬会社バイエルからサンケアブランド「コパトーン」の買収を完了したと発表した。両社は今年5月にコパトーンを5億5000万ドルで買収することで合意しており、 2019年8月30日から、コパトーンのグローバル事業はバイエルからバイエルスドルフに移管された。

1944年に設立されたコパトーンは米国市場で発売された最初のサンケアブランドで、本社をニュージャージー州ホイッパニーに置き、米国、カナダ、中国を中心にビジネス展開している。同社の2018年の売上は、2億1300万ドルだった。

バイヤスドルフは今回の買収により世界最大のサンケア市場に参入し、北米でのビジネスを強化する。北米市場で同社が展開するブランド、ニベア、ユーセリン、アクアフォー、ラ・プレリーに加えて、コパトーンは5番目のブランドとなる。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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