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CBDスキンケアの世界市場は2025年までに17億ドル規模に

カンナビジオール(CBD)のスキンケアの世界市場は2025年までに17億ドルの市場規模に急成長するという予測を米リサーチ会社 Grand View Researchは、このほど発表した。

有料レポート「CBD Skin Care Market Size, Share & Trends Analysis Report By Source (Hemp, Marijuana), By Type (Oils, Creams & Moisturizers, Masks & Serums, Cleansers), By Region, And Segment Forecasts, 2019 – 2025 」の中で、2018年のCBDスキンケア市場は2億3400万ドルと評価されており、2019年から2025年にかけて32.9%の年平均成長率(CAGR)で拡大すると予測されている。

製品群分析では、CBDスキンケアオイルが市場をリードし、2018年に40.9%のシェアを占めた。CBDオイルは抗炎症特性により、にきび、しわ予防などに有益だとされている。また、老化の兆候を減らすのに役立つ抗酸化特性もあるとされている。

北米市場は2018年に市場をリードし、今後数年間も引き続き、最も成長する市場になるとみられる。 カナダと米国の30を超える州での大麻の合法化と大規模な顧客の存在により、北米からのCBDスキンケア製品の需要は高いままであると予想される。

グローバル市場で活動している主要なプレーヤーとして、Kiehl’s、Cannuka、 Elixinol Global Limited、Medical Marijuana、Endoca、Lord Jones、VERTLYBALM、Kapu Maku、Leef Organicsなどが取り上げられている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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