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独ヘンケル、最大で50日間培養できる皮膚組織を開発

独日用品・化学製品大手ヘンケルは、4日、人間の皮膚組織モデルを再研究しロングライフのモデルを開発したと発表した。同社の「 Phenion® 」ブランドは代替法試験の開発を支持しており、再生医療の分野で技術提供をしてきた。これまでのPhenionモデルは最大で10日間しか使用できなかったが、今回開発された「 Phenion® ロングライフスキンモデル」は、最大で50日間培養できるという。

より耐久性のある組織モデルの開発により、皮膚研究の分野でさらに一歩進んだマイルストーンを達成。50日間の培養日数で、実験テスト段階を400%延長することが可能になる。新しいモデルは遅発性の影響の研究にも活用でき、企業がより多くの応用分野への研究ができるよう支援していく。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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