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アメリカの企業はソーシャルコマースの採用を重要視

アメリカでネット通販を展開する Slickdealsは、米リサーチ会社 WBR Insightsと共同でソーシャルコマースに関するレポート「ソーシャルコマース:戦略、成功、小売業者間の将来の投資」を、8日、発表した。これによると、アメリカの小売業者はソーシャルメディアマーケティングへの投資を今後一層増やす傾向にあることが明らかになった。

レポートによると、調査対象となった企業200社の9割が、 現在ソーシャルコマースを利用している、または遅くとも24か月以内にソーシャルコマースを活用する予定があるという。調査対象の75%の企業は、今後12か月以内にソーシャルメディアマーケティングへの投資を増やすか、現状と同レベルの投資を維持すると回答した。

顧客エンゲージメントの開発は、小売業者にとって最近、重要課題になってきており、今回の調査でも44%の企業が最も苦労している課題だと答えた。同時に、38%の企業は既にあるブランドイメージの上に消費者とより高い信頼関係を構築しようと計画している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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