世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

米消費者、栄養成分表示でチェックする項目の最上位は砂糖とカロリー

グローバル情報会社NPDグループは、8日、米国の食品の栄養成分表示への消費者の関心を調査した結果( Health Aspirations and Behavioral Tracking Service )を発表した。これによると、米国の消費者の9割近くが栄養成分表示ラベルを読んでいることが明らかになった。

栄養成分表示ラベルを読む米国消費者の57%が砂糖の含有表示を検索しており、45%が栄養成分表示ラベルを見てカロリーに関する情報を読んでいるという。 ナトリウムとタンパク質の含有量への関心も高く、ナトリウムの含有量をチェックする人(38%)、タンパク質の含有量をチェックする人(33%)と続いた。 全脂肪とトランス脂肪をチェックする人も多いが、飽和脂肪に関してはほとんどの消費者が関心を持っていない結果となった。

2020年1月1日より、米国では 栄養成分表示の規則が更新されており、より大きなフォントでカロリーが表示されるようになった。食品のパッケージ全体の栄養成分リストに1人前の栄養成分リストが追加されるようになり、砂糖の含有量表示には、調理する過程で加えられた糖分の表示も追加されている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP