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伊モンクレール、インターパルファムと香水開発でライセンス契約

イタリアのファッションブランド・モンクレールは、11日、仏インターパルファムと香水および関連製品の開発においてライセンス契約を結んだと発表した。モンクレールブランドを象徴する最初のフレグランスラインの発売は2022年の第1四半期中に予定している。フレグランスは、モンクレールの専門小売店、および厳選されたデパート、専門店、免税店などで販売していく。

モンクレールは1952年にフランス、グルノーブル郊外のモネスティエ・ドゥ・クレルモンで登山用衣類製造を専門に設立され、現在、イタリアに本社を置いている。最近は、都市生活に対応する衣料品、そしてアクセサリー製造販売へとビジネス拡大に成功している。

同社会長兼最高経営責任者(CEO)であるRemo Ruffini氏は、「インターパルファムは専門知識と創造性を持っており、モンクレールのDNAと独自のアイデンティティに調和するフレグランスを開発するための理想的なパートナー。フレグランスラインの立ち上げは、ブランド拡大戦略の一環」などとコメントしている。ライセンス契約は2026年12月31日までとしているが、引き続き5年間、延長することが可能となる。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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