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パンデミックで若年層のウェルネスへの関心高まる

米デジタルメディアVICE Mediaは、パンデミックで若者は健康とウェルネスのすべての要素にこれまで以上に関心を寄せているという調査結果をこのほど発表した。 自分の健康維持のためにより積極的に行動するように変化している。健康の最も重要な要素として、 医療的健康より精神的健康が一番に取り上げられた。今回の危機で、メンタルウェルネスの重要性は著しく高まり、5人に1人が瞑想の時間を追加しているという。

同社は、2020年6月、世界30カ国で16〜39歳の視聴者おおよそ4000人を対象にオンラインで健康とウェルネスについてアンケート調査を実施した。

パンデミックはエクササイズの方法を変えたが、この傾向はパンデミック終息後も維持されるようだ、回答者の56%はパンデミック後でも主に一人でエクササイズをするつもりであり、47%はトレーニングジムや対面のクラスに行くのではなく、個人のエクササイズルーチンを主流にすると答えている。個人のエクササイズの項目として、64%がランニングやウォーキングに行くと答え、38%が自転車に乗る、35%がハイキングに行くと回答。

エクササイズの目標にも変化が起こっており、見た目が良いことから気持ちが良いことへ移行しているようだ。エクササイズする動機の第一位は気分を良くすること、第二位は精神的および感情的な健康を管理することという結果が明らかにされた。 調査対象者の60%は、健康への対応方法がパンデミック後も永続的に維持され“ニューノーマル”になるだろうと回答している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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