世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

ブラジル、ナチュラ・コスメティコス2020年第4四半期増収増益

ブラジルの化粧品会社ナチュラ・コスメティコスは、4日、 2020年第4四半期の連結純売上高は前年同期比24%増の120億レアル、純利益は前年同期比200%増の1億7740万レアルになったと発表した。 当期の力強い業績は、デジタルソーシャルセリングとeコマースの成長に支えられた。グループ全体のデジタル売上は79%増加し、すべてのブランドが過去最高のeコマース売上を記録した。グループ傘下のThe Body Shop(ザ・ボディショップ)、 Aesop(イソップ)、エイボンインターナショナルも堅調な業績を記録。

イソップの当期オンライン売上高は190%増加し、収益のほぼ30%に達した。 ザ・ボディショップの当期オンライン売上高は130%増加し、収益の4割を占めた。2019年に買収したエイボンインターナショナルの当期純売上高は12.1%増加し、特にイギリスで好業績を記録した。

当四半期のハイライトとして、2020年10月に10億米ドルの資金調達が完了し、資本構造をより強化したことを報告。これにより、バランスシートを大幅にデレバレッジすることができたとしている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP